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OPINEL Fillet Knife

先日沢でイワナを捌いた際にクライミングナイフの切れが悪く刺身作りに時間がかかってしまいました。

沢でも使っていたPetzlのクライミングナイフ。
本来は岩登りで宙釣りになったパートナーのロープを切って自分だけ助かるためのナイフです。(ウソですよー)
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研いでもいいのですがクライミング用のナイフを料理に使っても雰囲気イマイチなので、アウトドアナイフの定番OPINELを買ってみました。

OPINEL Fillet Knife #10
魚捌き用途のフィレナイフです。極薄刃なのでイワナの皮剥ぎなどとてもやりやすそう。
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これでダッジオーブンの塊肉なんか切ったら女の子ウットリ間違え無しですかね?
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しかし、残念ながらおフランスの安物ナイフなので吊るしを買ってきてもそのまま使えるわけではありません。
使う前に定番の二つの儀式があります。
一つは刃研ぎですが、私が買った個体はたまたまバリもなく新聞紙もスパスパ切れたので取り敢えずはOKです。
もう一つが結構厄介。
木製のグリップに刻まれたスリットにブレードをフォールディングする構造ですが、水に濡れると木部が膨潤してブレードを引き出せなくなってしまうそうです。水に濡らしてはいけないフィレナイフなんてさすがおフランス。
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それを防ぐためにあらかじめスリット幅を少し広げておくことと、木部の防水が必要になります。

スリットの追加工のためにまずロックプレートを外します。WEB上にはロックプレートの外し方が多く出ているのですが、このモデルはロックスリット形状の関係でそれでは外せなかったのでマイナスドライバーでこじってみたら簡単に外れました。
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次にブレードの回転支点になっているピンを抜くのですが…
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こちら側をポンチで叩いて抜くのだと思いますが、バイスがないとグリップを固定できず叩けませんでした。
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Youtubeを見てもPIN抜きには皆さんかなり苦労していることもあったので、今回はとりあえず防水だけをすることにしました。と言っても防水スプレイをかけるわけではなくて乾性のオイル(今回はクルミオイル)を沁み込ませて水分が入り込まないようにするのだそうです。
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こんな感じ。
ただし、これをやったら逆に木部が膨潤してブレードが出なくなってしまったというブログ記事が1件だけあったので、ちょっと不安。考えてみれば水が侵入すると膨潤するけれどオイルなら膨潤しないという理屈も分かりませんしね。
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1日経ったら取り出して油を拭き取ったら準備完了。幸い木部が膨潤してブレードが出ないという現象はありませんでした。(写真手前はOPINEL用の刃研ぎですが今回は無用でした。)
OPNLDSCN1222_R.jpg

めんどくせぇナイフですねぇ。
次の釣り沢でデビュー予定です。

8月23日追記
フィレナイフのグリップ部には他のOPINEL 製品(ブナ材)とは違ってブビンガ(アフリカンローズウッド)という非常に目の詰んだ堅い木が使われているそうです。なぜフィレナイフにだけブビンガを使っているのかの理由は見つかりませんでしたが、耐水性の向上のためかもしれません。

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