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賞味期限切れの浅草岳はアドベンチャー

4月14日【浅草岳】
W/スガー
17/18シーズン31日目(山21/ゲレンデ10)
Weapons/Dynafit Manaslu, TLTSpeed Radical, TLT6 performance
大自然館7:45→860ポコ東側平坦部→12:34浅草岳山頂12:50→13:00前岳13:15→(ルートミス~復帰)→15:20大自然館



多い時は70台もの車が列をなしていたという大自然館前の路上に今日停まっていた車はせいぜい10台。今日は天気が悪いせいかなと思っていたが、本当の理由は賞味期限切れだったのかもしれない。

大自然館の北側にある白崩沢左岸の林道を行く。
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浅草岳には過去2度来ているが、どんなルートで登ったかもう全く覚えていないし今回は下調べもしてこなかった。簡単だったし、どうせ大勢のトレースでギタギタだろうし。
というわけで何も考えずに追った先行者のトレースは林道終点から明らかに尾根の東側に沿って延びていた。スガーもそれに気が付いたが、尾根下部は雪が切れているので高度を上げてから尾根に上がる作戦じゃないかという事でそのままトレースに従うと860ポコの北東平坦部へ出た。
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地形図をチェックすると、ここから登路の尾根に上がるのは東へ向かう沢(上の写真の左手に写っている切れ込み)を詰めて1030で尾根の平坦部に出るのが一番楽そうである。しかし沢が正面に見えるところまで行ってみると上部で水が出ていて登れない。しかたなく左岸の急な山腹をクトーを付けて登る。(写真で見るよりは急でした。)
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雪が切れていた稜線直下の10mほどの藪岩帯はシートラで登った。シャクナゲや灌木が生い茂る崖をシートラ・スキーブーツで登るのは非常に厄介。不安定なハイステップにブーツの先端を掛け灌木頼りにようやく体を引き上げたと思うと板の先端が木に引っかかっていて振出しに戻る。くそー。
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息を切らして稜線に上がりしばらく休憩したが、我々の後から同じ斜面を登っていた筈の先行カップルはついに稜線に姿を見せなかった。

尾根に乗ってしまえば平和な稜線歩き。
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やっとなだらかな稜線歩きになったが、嘉平与ボッチのトラバースでグライドクラックを横断する部分が陥没していて乗り越せない。スキーで通過した跡はあったけれど、クトーを付けていなかったので安全を期して板を脱いで通過し、そのまま稜線へ2度目のシートラ。あー、面倒くせー。
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山頂付近は雪が切れていたので手前のコルに板をデポして登頂。
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前回は全山カリカリ斜面にてこずりながらも3時間半で登れたのに、今回は4時間50分もかかってしまった。もっともその分面白かったとも言えるけど。
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当初計画ではムジナ沢源頭部の美味しいところを滑って稜線に登り返し、ヤスノ沢を滑って戻る予定だったが、この雪の具合では何があるか分からないのでとっとと尾根を滑って戻ることにした。

ところが、調子よく滑っていたら1350の尾根の分岐で南西に派生する小尾根に引き込まれ、途中2度のシートラ登り返しを含めてロングトラバースを敢行。「浅草岳のルートは単純」という思い込みに捉われて地形図・コンパスでの確認を怠ったミス。

尾根に復帰してからは雪切れ地点を避けるため、「尾根を登ってきた」と言っていた先行者のシュプールを追ったが、それでもブッシュ帯があって一か所板を外さざるを得なかった。

心配だった雨につかまる前に無事車に到着。
滑り的には全く面白いところがない尾根戻りになってしまったが、山登りとしては期せずして面白い1日になった。

自分用Memo)
★いくら簡単だという印象があってもルートの事前検討は入念に、要所は頭に入れておく。
★この時期は簡単なルートであってもロープとセルフアレストポールは必携。(今回両方持っていたし、ロープを使う場面はなかったが。)




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