fc2ブログ

ルート計画におけるe-bikeのバッテリー消費量の目安について(BESV JG1)

一般にe-bikeについて語られる時にフル充電にしたバッテリーでどのくらいの距離を走ることができるか、という話題をよく目にします。このe-bikeはパワーモードで100km走れるから十分だとか70kmだから少し不安とか。

しかしこれは試験機上である定められた測定モードを繰り返し走った時に何km走れるかという数値であって、実際にサイクリングを計画する時の目安にはなりません。現実の走行ではどのくらい走れるものなのでしょうか?予想が外れて空になったバッテリーであと標高差200mを上がらなければ帰れないなんて事になったら悲惨です。
そこで私の今までの走行記録を引っ張り出してバッテリー消費量と走行距離の関係を調べてみました。

縦軸はインジケーターから読み取ったバッテリー残量から逆算したバッテリー消費量です。インジケータ表示は一目盛が20%と粗いので、確実な記憶がある場合を除いては辛めに(消費量を多めに)%に換算しました。100%はバッテリー1本を完全消費した事を表しています。その最大値が200%となっているのは予備バッテリーを運用しているためです。
横軸は走行距離で、RWGの表示値を用いました。
走行距離とバッテリー消費量_R2022July
決定係数R2乗が0.52ですから相関係数Rは0.72となり、両者にある程度の相関関係があることが分かりますが、その相関は強いとは言えません。例えばバッテリー消費量がほぼ100%だった左から3番目と7番目のプロットを比較してみると、片や40km走行、もう一方は68kmと1.7倍も走行距離が異なっています。また、同じ約60kmを走った時の3つのプロット(左から6番目から8番目)を比べて見ると、バッテリー消費量は1本でも余裕で足りる60%の場合もあれば予備バッテリーが必要な140%を消費した走行まであり、大きくバラついている事が読み取れます。つまり同じ人間が同じ走り方をしていても走行距離を使ってバッテリー消費量を予想する事はできないという事です。これはe-bike乗りの方であれば、全周に渡ってほぼ平坦なカスイチを走った時の事を想像すれば容易に理解できると思います。(極端な向かい風がなければ100km走って2,30%の消費量?)

次に同じ走行データを使って、RWGから得た獲得標高差とバッテリー消費量の関係を見ると両者のR2乗は0.96、つまり相関係数は0.98となり、非常に強い相関関係があることが分かりました。これはJG1の結果ですが、考え方としては他のe-bikeにも通用するのではないかと想像します。
獲得標高差とバッテリー消費量_R2022July
このグラフから、私がBESV JG1に乗りスマートモードでのんびり走る場合、1本のバッテリーで走り切れるルートの目安は獲得標高差が約1000~1100mとなるルートである事が分かりました。もちろんこの数値はJG1以外の機種には当てはまりませんし、同じJG1であっても登坂速度、ライダーの体重、バッテリーの劣化度合など多くの影響を受けると思われるので注意が必要です。

バッテリー消費量は上り坂の斜度の影響を強く受けると考えていたのですが、私が走った範囲ではそれを考慮する必要がない事は意外でした。個々の走行記録は全てこのブログに載せていますので必要に応じてご覧頂ければと思います。

BESV JG1 (e-Gravel Road Bike)に約半年乗った感想

2月初めにBESV JG1を中古で購入してから約半年が経過しました。
e-bike購入狂騒記(迷路)
e-bike購入狂騒記(購入)
BESV JG1 シェイクダウン!
この頃既にがんの治療が思わしくなく、自分の中では短ければ余命半年と覚悟し始めた時期だったのでとにかく即納を最優先にこのJG1を選択したのが実情でした。それさえなければGIANTのESCAPE RX-Eプラスか、半年待ち覚悟でYamahaのWabash RTに決めていたと思います。
それからの半年で舗装路、林道、長いグラベルロード(坂、フラット)、雪道などを乗って得られた感想をまとめておきたいと思います。端的な性能については上記のBESV JG1 シェイクダウン!をご覧ください。今もその印象は変わっていません。以下記事中の走行距離、獲得標高差および平均勾配はRWGの表示値、アシストモードは最も実際的なスマートモード、そしてライダーの体重は55kg程度です。

〇 他機種に比べて半分程度しかないバッテリー容量について。
これは、確信犯? エンジン屋がひも解くBESV JG1の低容量バッテリーコンセプトで自説を展開しましたが、JG1はこのコンセプトによって得られた段違いの軽量車体とハブモーターによる低騒音性という他のe-bikeにはない大きな魅力を作り上げる事に成功しています。
とは言えそのネガとなる低容量バッテリーでの航続距離は購入時の重大な関心事です。航続距離や獲得標高差は坂の斜度に大きな影響を受けるのですが、このバッテリー1本で走れる距離と獲得標高差の分かりやすい例としてまずは志賀草津有料道路開通に書いた39km,1083m,上り区間平均勾配5.5%を挙げておきます。BESV JG1 なだらかな丘陵地帯での走行インプレッションに書いたような斜度がなだらかな丘陵地帯での走行であればもっと航続距離・獲得標高差は延び、このような地形であれば約100km,1100mアップ程度がバッテリー1本での走行可能距離と推定しています。河川敷のサイクリングロードの様にアシスト機会が少ないコースならばバッテリー消費はほぼゼロで多分幾らでも走れてしまうと思われます。(逆に言えばe-bakeの恩恵は少ない。)
更に予備バッテリー(1.45kg、4万円)を持てば草津天狗山ゲレンデ第1駐車場から渋峠までをぴったり2往復(約70km、標高差2150m、上り区間平均勾配5,5%)走れることになります。それより斜度の緩い真鶴岬から白銀林道・椿ラインを経由して箱根大観山を往復した時は61km,1360m アップ(上り区間平均勾配4.0%)して オリジナルバッテリーが丸々20%残、予備バッテリーが見掛け60%残というまだまだ走れる余裕の結果を残しました。(BESV JG1で 真鶴岬から白銀林道経由箱根大観山へ
という事で、予備バッテリーを1本持っていればたいがいの所で私が1日遊ぶには十分な性能を持っていることが分かりました。欲を言えばあと一つ、半バッテリーが欲しいのですが。(笑)
また予備バッテリーを車体に取り付けずバックパックに入れることによって、家や車からの出し入れや山道で担ぐ場合にまたメリットを実感しています。

〇 未公表のモータートルクと低騒音性について。
JG1に採用されているハブモーターはその軽量コンパクトな構造上一般的には内部に減速ギアを持てません。そのため減速ギアによるトルク増幅を行っている他のe-bikeに比べてアシストトルクは間違えなく低いと推定されますが、登坂時に威力を発揮する42-42のローギアおよび軽量車体のお蔭で力不足は全く感じていません。乗鞍ヒルクライムレースで上位を狙うとか言うなら別ですが、一般的なe-bikeユーザーでこれでも不足な方はいるのでしょうか?
また人のいない静かな林道を野鳥の囀りなどの自然を感じながら走行する頻度が多い私にとって「忘れている時は忘れている」くらい静かなモーター音はとてもありがたいものです。これはもう譲ることができない重要な因子です。

〇 非アシスト時の走行性能について。
ロードバイクに比べて車重が重くタイヤが太くごついJG1は、モーターアシストがなければロードバイクのような走りはできません。購入当初はロードバイクの軽快な走りが忘れられず、アシストが切れる24km/h以上での平地走行にはとてもがっかりしましたが、今ではこの遅さに慣れてしまって平地であれば常時アシストなしで使っています。速く軽快に走りたいという欲求さえ封印すれば実用上の問題は感じません。しかしながら、これが車重20kgを越え更に太くてごついタイヤを履いているe-bikeの場合は購入前にこの点のチェックが重要になると思います。(あくまで想像なので歯切れが悪くてすみません。)

〇 走行時以外の軽量メリットについて。
軽さは全てにおいて正義。家での出し入れ、車への乗せ降ろし、シングルトレールで障害物を乗り越す時の担ぎ、もなか雪の坂道での押し歩きなど走行時以外も大きなメリットを享受してきました。非力な私にはこれが取扱い限界。20kg越えなど考えたくもありません。予備バッテリーを携行する場合でも車体に取り付けずにバックパックに収納していれば車体自体が重くならないのも良い点です。

〇 リアタイヤパンク修理について。
BESV JG1ハブモーター付き後輪脱着にトライ!
JG1のリアタイヤ脱着には15mmのレンチが必要ですが、難しい事はひとつもありません。注意すべき点は装着時のディスクローターのセンター出しですが、これはクイックリリースでやっていた事と全く同じで締め上げる時にタイヤに荷重を掛けてやるだけです。とにかく簡単なので、まずはやってみなはれ、です。
またそもそも純正装着タイヤがチューブレスレディ―であったことも人里離れた林道でのパンクに対する大きな安心材料になっています。(チューブレスタイヤの威力!(BESV JG1)

〇 欠点。
一番不便を感じているのはトップチューブ上面に付いている電源スイッチの位置です。これがあるためにトップチューブバッグをステム寄りに取り付けられません。次はサドル。ロードバイクに付いていても不思議ではないようなスタイリッシュなサドルが付いていますが、アップライトに座るこの自転車ではレーパンを履いていてもお尻が痛くなりました。現在は非常にカッコ悪いサドルカバーを装着しています。(グラベルロードはお尻が痛い
また貧弱なディスプレイに対する不満も散見しますが、私は走行距離と速度と時間位が分かればそれで十分なので特に文句はありません。

番外編
グラベルe-ロードバイクという選択肢。
JG1には前後ともサスが付いていないので岩や木の根が露出する山道ではMTBのような走りは楽しめません。初級の登山道クラスになると相当厳しくて最近はほとんど足が向きません。やはり車が走れる程度のグラベルロードがまっとうな守備範囲になります。また先ほど書いたように平坦な舗装路ではロードバイクの軽快さにはとても及びません。
山あいの田舎町に住んでいる私の家の近所には多くの林道に恵まれ、探せば隠れたグラベルロードが幾らも存在します。ですからヒルクライムやグラベル走行が日常なのですが、そうでなく平坦な舗装路走行がメインの方にはe-グラベルロードバイクという選択はどうなんでしょうか。都内で時に歩道も走る方なら段差の対処として太いタイヤに魅力を感じるかもしれませんが、私ならば非アシストのロードバイクあるいはロード寄りのクロスバイクを選択します。その方が週末の輪行遠出も気楽ですし。

おまけ
リチウムイオンバッテリーにメモリー効果はありません。
劣化要因となる満充電や完全放電状態での保管は避け、できれば30-70%の間での充放電が望ましいようです。ですから私はバッテリー残量が最後の一目盛になったら予備バッテリーに交換し、翌日の使用予定がない限りは満充電状態を避けて保管しています。

チャリトレ復活(BESV JG1)

抗がん剤を止めておさまっていた体調不調がまた散発するようになり、最近は昼間も寝て過ごす日が多くなっていました。日がな一日寝ているから夜になっても寝られず、翌日の昼間はまた寝て過ごすという負のスパイラル。
結局雲ノ平も代替案だった離島観光サイクリングも直前に取りやめました。

そんな症状に耐えかねて今週月曜に意を決して飲み始めた医療用麻薬ナルサスが効果絶大でした。今のところ副作用もなく、咳・頭痛・倦怠感・不眠が大幅改善。食事の時間が苦痛だった食欲不振も少し改善しました。
そんなわけで今日はついに地元の林道をつないで朝練をしてきました。もう山をやるわけじゃないのでトレーニングなんか必要ないのですけど、昼間疲れておけば寝付きもいいし。

【BESV JG1 34.5km、710m up】
林道御堂栗山線の下りで鹿に接近遭遇。早朝だったので出合頭の衝突を警戒してスピードを抑えて走っていたので事なきを得ました。それとこの近辺では聞いた事がなかったアオバトの鳴き声が聞かれて大ラッキー。そう言えばカラスとかアオバトとかコジュケイとかの鳴き声って囀りって言わないと思うんだけど、何て呼ぶんだろ?ただの鳴き声?
IMG_2592_R2022July.jpg
家内が出かけている日のお昼はたいてい抜いちゃっていたんですが、今日は食欲があったので強い女に行ってポークビンダルーカレー。ご飯を小盛にしてもらったとは言え完食できました。
IMG_2593_R2022July.jpg
痩せてみっともないことになってしまったこの体形。このままじゃ死にたくない。

医療用麻薬服用開始

7月25日

昨日は原因不明の頭痛と倦怠感と出始めると止まらない咳で1日寝て過ごしました。抗がん剤の残り火なのか、新たに服用を始めたレストレスレッグス症候群の治療薬の副作用なのか…。

先日の主治医との初回面談時に咳と不眠を訴えたら、咳止め用として本来はがんの痛み止めに使われる医療用麻薬ナルサス(2mg)が処方されました。
IMG_2590_R2022July.jpg
便秘、吐き気(吐き気止め併用)、突然の眠気という副作用にビビって服用しないでいたのですが、止まらない咳に音を上げてついに昨晩服用を開始しました。本来は痛み止めなんだから頭痛や肩凝りにも効くだろうし、睡眠導入効果も期待して。

そうしたらよく眠れること。昨晩はなんとF1決勝の放送中に寝落ちしていました。
夜中に目覚めることもなく、今朝は咳も頭痛も倦怠感も取れて久々にスッキリした朝を迎えました。新たな主治医は薬の処方も上手と今までの病院の先生から聞いていましたが、なるほどです。

ちなみに抗がん剤を止めたおかげで口内炎(外傷性)と脱毛は治まりました。セミスキンヘッドは結構気にいっていたんですけどね。

転院~緩和ケア

7月20日

今まで診てもらっていた専門病院から地元の総合病院に転院しました。
これからはもうがんの治療ではなく、QOLの維持改善が治療目的になります。
新たな主治医には最期の処置についての希望をお話しいたしました。

IMG_2579_R2022July.jpg
7月18日 
後ろの頂きまで標高差500mちょっと。舐めていたら半分も登らない内に息が切れてあえなく敗退、足湯でまったり…。
雲ノ平断念です。

juqcho氏退職祝い

しまなみ海道から帰ってきてずっと体調不調。倦怠感と食欲不振と頭痛と不眠と酷い肩凝りが今も続き、毎日寝ながらTVを見て過ごしています。もっとも今月末に計画している北ア(雲ノ平)ハイキングに備えて何度か仙元山を歩いたくらいなので、自分を叱咤激励して動けば動けるのですが…。

7月12日【粒粒香】@板橋
W/安藤さん、ニシさん、いず
この週は2件の飲み会が予定されていましたが、世話になっている後輩達との宇都宮でのフレンチ飲み会は延期させてもらって、昔百名山ハンターで今はバリバリアルパインクライマーの安藤さんの退職お祝いだけがんばって参加してきました。私、言い出しっぺの幹事だしね。

どういうつながりでこの4人が出会って共通のお付き合いになったかもう覚えていませんが、長いお付き合いの山仲間です。
IMG_2522_R2022July.jpg
お世話にもなったしご迷惑もお掛けしました。
IMG_2502 (1)_R2022July
我々3人から有田焼の酒器をプレゼント。これで美味しいお酒を飲むときは3人の事を思い出してくださいね。
IMG_2513_R2022July.jpg
こちらは女性二人からの贈り物。
IMG_2514_R2022July_And.jpg
ここ粒粒香はこのブログにも何度も登場している四川家庭料理の名店です。
名物の蒸し鶏、糸豆腐、そしてふわふわ豆腐。こんなお料理他では見た事すらありません。死ぬ前にもう一度食べておきたくて今日はこのお店にしました。私の病気を心配してくれるお母さんにも会って報告しておきたかったしね。
粒粒香_R2022July
初めてここに来た安藤さんもニシさんも気に入ってくれたようです。

19時から始まった宴のお開きは23時になっていました。この間4人で紹興酒を4本空け、食べておくべきお料理もあらかた食べ尽くしました。もうそんなに飲めもしないし食べられもしなくなった自分が悲しいし不安…。
IMG_2508_R2022July.jpg
安藤さん、ヨーロッパ遠征から帰ってきたら土産話を肴にまたやりましょう!

ドル円レート新境地入り?

昨日21時30分(JST)に発表された6月の米国CPIが9.1%だったことを受けて円安が急拡大しました。理由はもちろん今後のFRBの積極利上げによる更なる日米金利差拡大予測です。次回FOMCでは1%利上げの観測も。

なんですが…。

私は4月19日に米国長期金利とドル円レートを重ねたグラフを基に、3月に始まった急激な円安日米金利差が原因であって日本の国力の低下などが理由ではなさそうだと書きました。(主語に掛る形容詞に注意)
今でこそ多くの方の共通認識ですが、その頃はまだ「日本の国力低下が」とか、「失われた30年のお蔭で」とか、数値の裏付けのない主張が巷に溢れていました。

しかしながら、ドル円レートと米国長期金利の関係は6月14日を境にそれまでとは正反対の相反関係に入っています。つまり米国の長期金利が下がっているのに円は上がるどころか下がり続けているという事。明らかにそれ以前とは違うレート決定メカニズムに突入したように見えます。
$_金利_R2022July
出典:投資の森

インデックス投信でも外国為替でも方向性を示す太く明確な指針がある時は私のような素人でも市場に参加できますが、こうなってしまったらもうお手上げです。今日明日の急な値動きが収まれば、これから先7月26、27日のFOMCまではあまり大きな変動はないかもしれません。しかしそこから先は専門知識と情報量と経験と勘のプロの世界に戻りそうな気がしています。


個人事業終活

楽しみにしていたしまなみ海道ももう終わり、個人事業の終活を始めました。

7月4日 酒と魚BASE@西新宿
7月6日 旬肴あいおい@朝霞

最初の日はクライアントに対する仕掛り業務や学会の委員会業務を同僚同然の同業者に引継ぎ依頼。
IMG_2511_R2022July.jpg

IMG_2512_R2022July.jpg

IMG_2514_R2022July.jpg

IMG_2515_R2022July.jpg
二日目は個人事業の後継打診。
IMG_2517_R2022July.jpg

IMG_2518_R2022July.jpg
どちらもだいたい終わったかな。

体が許せば年内いっぱいは今のまま仕事を続けると契約先に伝えてありますが、これじゃホントに死ぬまで滅私奉公のエコノミックアニマルですねぇ、我ながら。
契約先はテキサスにある研究所なのですが、アメリカ人にはこの人生観は全く理解できないだろうと思っています。


あいおいは現役時代管理職飲み会によく使っていたお店。
退職以来10年以上行っていなかったけれど、やはりあの辺りでは一推しです。和光辺りに巣食う美味しい肴好きな皆さん、是非一度!

しまなみ海道観光グルメツアー(3日目)

7月3日
(亀老山展望公園:車)→お宿ぽんぽこ(大島)10:00→来島海峡第一第二大橋→今治→(コンビニ休憩)→11:30今治駅 (18km)

IMG_2482_R2022July.jpg
朝食後はオーナーの車で亀老山展望公園へ連れて行ってもらいました。ここはあの隈研吾氏の手による設計で観光客に人気の展望台。
IMG_5907_R2022July.jpg
私はこの病気の一連の入院治療が終わった2019年7月に家族水入らずでここに来て以来2回目の訪問です。
IMG_2486_R2022July.jpg
あの時は自分がこの先どうなるのか全く分からない中で不安を抱えたままの旅行でしたが、今は解脱してもうスッキリ。
IMG_5895_R2022July.jpg
この3日間は体調も良く、病気の事が頭に浮かぶことは全くありませんでした。
IMG_5902_R2022July.jpg
お料理もホスピタリティーも文句なしだったお宿のオーナー夫妻は朝からお熱いペアルック。いろいろな事が印象深かったももとゆかちゃんはお二人との話が尽きず、出発の準備が終わって玄関を出てからも長いこと話が尽きませんでした。
IMG_2489_R2022July.jpg
宿を出たら今日はどこにも寄らずに今治駅に直行します。
IMG_2499_R2022July.jpg
しまなみ海道最後の橋は来島大橋。今治側の自転車用取付道路はなんとループ橋になっていました。サイクリストのためにここまでやってくれるのかとその力の入れ様に驚きです。
IMG_2500_R2022July.jpg
この景色もこれで見納め。
IMG_2501_R2022July.jpg
たった103kmを3日も掛けて今治駅に無事到着。ここで3日間お世話になったレンタサイクルを返却しました。
IMG_2504_R2022July.jpg
しまなみ海道は世界的に人気のあるサイクリングコースだけあってサイクリストのためのホスピタリティに溢れていましたが、それだけに尾道と今治駅に更衣室がないことがとても惜しく思われます。レンタサイクルの係の人に言えば多目的トイレの鍵を開けてくれますが、私のようなガサツな男でもトイレで着替えるのは気持ちが良い物ではありません。そもそも多目トイレは男女合わせて一つしかないし、サイクリストが集中するGWなどは長蛇の列かもしれません。

今治駅からJRに乗って今度は瀬戸大橋で瀬戸内海を越えて岡山駅へ。
IMG_5915_R2022July.jpg
岡山駅の讃岐男うどんと生ビールで今回の島旅を〆ました。
IMG_2509_R2022July.jpg
もも、ゆかちゃん、二人が居なかったらオレのしまなみ海道は間違えなくなかった。
楽しかった島旅を心から感謝!ありがとう!

しまなみ海道観光グルメツアー(2日目)

7月2日
島宿NEST(生口島)8:20→ファミマ(朝食)→多々羅大橋→大三島→しまなみコーヒー→大山祇神社・生樹の門・奥の院・宝物殿→貴船(鯛めし)→道の駅多々羅しまなみ公園→大三島橋→伯方島→道の駅伯方SCパーク→伯方大島大橋→大島→大島環状線(反時計回り)→17:00お宿ぽんぽこ (48km)

天気予報が二転三転しましたが、結局この日もいい天気。酷暑だった昨日よりは多少涼しいような気もします。
NESTから少し戻ったファミマで朝食を済ませ、今日は大島を目指します。

生口島西岸はとても気持ちの良い海岸通り。正面には姿も美しい多々羅大橋。この辺りはレモン谷と呼ばれる瀬戸内レモンの産地があるので寄ってみようかと思っていたのですが、レモン畑のある山肌の傾斜が見るからにきつかったのであっさり諦めました。
IMG_2407_R2022July.jpg
多々羅大橋から大三島を望む。
IMG_5832_R2022July.jpg
油を流したようなという言葉がピッタリの穏やかな瀬戸内の海と島の景色。多々羅大橋には鳴き竜ポイントがあってももが手を打っていましたが、どうだったんでしょうか。何も言っていなかったから大したことなかったのかな。
IMG_2415_R2022July.jpg
橋を渡り終えたら美味しいモーニングコーヒーのために激坂(笑)を上り返してしまなみコーヒーさんに立ち寄りです。
IMG_5833_R2022July.jpg
小高い場所に店を出しているだけあってロケーションは抜群。
IMG_2418_R2022July.jpg
朝からのーんびり。ここのコーヒー思った以上に美味しかったです。
IMG_5843_R2022July.jpg
ゆっくりコーヒーを楽しんだ後は今日のメインイベントとなる大山祇神社見学です。県道21号で三村峠をダラダラと越えて島の中央部を横断すると、西海岸の近くに古来より日本の総鎮守とされている大山祇神社があります。
IMG_2432_R2022July.jpg
日向はクラクラするほど暑いのですが、日陰に入ると驚くほど涼しい風が吹いていました。特にこの門の下に立つと完全に別世界。何か神秘的なものを感じてしまいました。

境内にあるこの木は樹齢2600年だそうです。
IMG_2435_R2022July.jpg
たまたま拝殿では厳かな笛の音と共に御祈祷が行われていました。
IMG_2439_R2022July.jpg
神社見学の後は自転車に乗って奥の院へ。下の写真は生樹の門(いききのもん)と言って奥の院への入口です。
IMG_2445_R2022July.jpg
スケール感出ているでしょうか?
IMG_3720_R2022July.jpg
奥の院というから大山祇神社の奥の院かと思ったらそうではなくて小さなお寺でした。
IMG_2446_R2022July.jpg
この後は、全国の国宝や重要文化財の指定を受けている刀や武具の8割が収められているという宝物殿見学。武蔵坊弁慶のなぎなたや義経が八艘飛びをした時の武具などがあって見ごたえがあります。歴史好きなももが展示物ひとつひとつの前で動かなくなるので1時間半くらい館内にいたでしょうか。冷房がガンガン効いていたのですっかり体が冷えました。

いい時間になってお腹が空いたので神社の近くにある貴船さんで鯛めしを頂くことにしました。
IMG_2450_R2022July.jpg
鯛めしって2種類あるのをご存知ですか?
鯛の刺身と薬味をご飯にのせて生卵と出し汁を掛けて食べる宇和島風と、今治や松山の鯛の炊き込みご飯。ここのは土地柄後者の炊き込みご飯でした。お昼から豪勢なものをガッツリ頂きました。
IMG_5857_R2022July.jpg
さて、ここから大三島橋に行くには大三島環状線をそのまま反時計回りに行くか、もしくは来た道を引き返すかが考えどころです。もちろん戻るよりは新たな道を行く方がいいに決まっているのですが、島の中央部を縦断する時にちょっとした山越えになります。結局標高差が少ない来た道を戻ることにしたのですが、三村峠の前後に自転車専用道が並走していてそれを使ったらずいぶん楽に峠を越えることができました。島の東側から環状線で大山祇神社に行かれる方はこのサイクリングロードを使う事をお勧めします。

朝渡ってきた多々羅大橋のたもとに戻ってきました。暑いのでここでまた大休止。走っている時間より観光や休憩時間の方が長いです。
IMG_2452_R2022July.jpg
そして環状線を時計回りに進んで大三島橋で伯方島に渡りました。
IMG_2456_R2022July.jpg
道の駅伯方SCパーク。
大休止してばかりですが伯方島はルート上に目ぼしいところがないのでせめてここに立ち寄っていこうということに。
IMG_2461_R2022July.jpg
サイクルラックだそうです。さすが力入れていますね。
IMG_2460_R2022July.jpg
そして伯方・大島大橋を渡って大島へ。
IMG_2466_R2022July.jpg
能島・鯛崎島との海峡を川のように流れる潮流の見学。もう1泊すれば観光船で迫力ある潮流体験ができるのですが、今回はここから見るだけ。それでも初めて見る二人にはなかなかの光景だったと思います。と言っても干満が大きくなる春の大潮のときだったらこんなものではないのですが。
IMG_2469_R2022July.jpg
そのまま時計回りで今宵の宿ぽんぽこを目指せばよかったのですが、反時計回りの海岸沿いに行った方が坂が少ないだろうなどと考えたのが大失敗。いくつかの坂を越え、最後にはレンタサイクルではとても乗車しては越えられない坂を押し歩く羽目になりました。途中で休憩をはさんでようやく炎天下の坂を上り終え、眼下の漁師町に向かって下っていく時に私の頭にはワルキューレの騎行が鳴り響いて止みませんでした。

そしてぽんぽこに到着。
IMG_2471_R2022July.jpg

IMG_2472_R2022July.jpg
一日二組限定の宿。お料理は奥様が心を込めて作ったものばかり。とくに関東ではなかなか見られない立派なカサゴの煮付けは味付け、煮方も含めて逸品でした。
IMG_2481_R2022July.jpg
新鮮なお刺身(カンパチ、鯛、タコ)用のワサビはすりたての本物ワサビ。カンパチが瀬戸内で獲れるの?ってちょっと気になりましたが、帰ってきて調べたらちゃんと地の物でした。
IMG_5874_R2022July.jpg
夏休みに親戚の家に遊びに来たような居心地の良さに大満足です。
IMG_2475_R2022July.jpg
へへへ、いいでしょ。
289613529_730825584902279_2143897817772444263_n_R2022July.jpg
私はこの1次会で潰れましたが、二人は部屋に戻ってからも夜中までしゃべりながら飲んでいました。歳は取りたくねぇなぁ。

最終日に続きます。